2006年10月08日

読書疲れとは、こういう状態なのか。

ここ1週間ほど、ずっと本を読んでいた気がします。

まず、京極夏彦の最新作『邪魅の雫』。
これは、1冊で3冊分くらいのボリュームがあるんですよ。
数日間はは職場まで持っていって昼休みに読んでいたのですが、あまりにも厚くて重いため、輸送を断念。
昼休みは図書館から借りてきた『QED』を読んで、夜は『邪魅』を読む、という二重生活を続けてきました。
そして、めでたく二冊とも読了。
結果、頭が疲れた事は言うまでもありません。
一方では、京極ワールド全開で、良くわからない人物の混沌とした世界に付き合わされ、人がバタバタ死んでいきます。
もう一方では、タタル君が日本の歴史について、あーでもない、こーでもない、と蘊蓄を披露してくれるのです。
それにしても、ギムレットは美味しそう。
って、違うか……。

そんな感じで、珍しく頭が活字を拒否しています。
でも、貸し出し期間の関係で、太田忠司氏の『月読』も読まなければなりません。
頑張ります。
ていうか、仕事にもそれくらいの情熱を捧げろ、って感じですよね……。
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2006年10月01日

じゃみのしずく。

昨日、ついに買いました。
金曜日に、札幌の本屋さんにて平台に山積みにされているのを見て、買おうかどうかだいぶ逡巡したのですが、結局輸送に費やす体力を考えて断念。
地元の本屋さんでゲットしました。
2冊しか在庫がないことに、衝撃を受けつつ。
やはり、地元では、京極さんはあまり売れないのでしょう。
何より分厚いし。
値段は高いし。
読み辛いし。
躁鬱だし。

というわけで、今日は『邪魅』を一生懸命読んでいたのです。
もう、頭の中は、京極さん一色。
関口さん、相変わらず鬱ですね。
100頁くらい読んだのですが、まだ榎木津が出てこなくて、一寸悲しいです。
前作の『おんもらき』よりは、展開が早そうですが。
これだけ分厚いのだから、一体何頁あるのだろう?と思って、最後の頁を見てみたら、意外と少なくて、817頁でした。
どうでもいいですね。

そういえば、『邪魅の雫』は、「大磯・平塚限定版」があるらしいですね。
私は読み捨てるだけなので、買いませんが。
ファンにしたら、堪らないでしょうねぇ。
私も、森博嗣さんの作品で「那古野大学生協限定版」とかがあったら、送料を払ってでも買ってしまいそうです(-_-;)
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2006年09月26日

本棚&財政健全化計画

さて。
新しい総理大臣も決まりましたし、段々と秋が深まってまいりました。

秋といえば、読書です。
食欲も否定はしませんが、断然読書です。
特に、最近はだいぶ本を読む余裕が出てきたため、読書スピードも上がり、読む本が段々と不足してきました。
古本屋などで、かなり妥協して、普段ならば絶対に読まないであろう本を買ったりもしました。
しかしですね。
財政的にも本棚的にも、限られた資源は大切に使わなければなりません。
そこで、身近に眠っている資源を有効活用することにしました。
市立図書館です。
思えば、大学時代は常に図書館で本を借りていましたからね。
私の読書量を考えると、全てを買った本でまかなうのは、無謀というものです。

早速、市立図書館に行ってみました。
私が読みたい本、けっこうあります。
さすが、市民のための図書館ですね。
ああ、もっと早く行けば良かった……と少しだけ後悔。
それにしても、随分とマニアックな本も取りそろえています。
今日なんて、幻の『六枚のとんかつ』を発見、思わず借りてしまいましたよ。
メフィスト賞を受賞したものの、賛否両論が分かれた問題作です。
今、ちらっと読んでいるのですが……。
私は微妙に世代からはずれているようで、よく分からないダジャレがちらほら。
タイムリーなネタは、その時はよくても、後が難しいですね。

P.S.
京極さんの最新作『じゃみのしずく(漢字変換が面倒なので平仮名)』、もうすぐ発売ですね。
買わなければ。
しかし、読了する自信がないです……。
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2006年08月29日

コカ・コーラがスポンサである、ということ。

『カクレカラクリ』鋭意読書中です。
現在、FFVにも時間を割かなければならないため、読書スピードは比較的遅め。
それでも、三分の二程は読み終わりました。
色々な機械や廃墟や絡繰りが出てきて、素敵です。

コカ・コーラがスポンサになっているだけあって、物語の色々な所で登場人物がコカ・コーラを飲んでいます。
1人の登場人物なんて、常にコーラのボトルを胸にぶら下げているくらい。
さすが、アメリカの企業ですね。
やることが徹底しています。

目覚ましテレビの、「早耳何とか」という本のランキングで、『カクレカラクリ』がトップ10に入っていて、非常にビックリしました。
ついでに、『ドラよけお涼』も。これは、市場がしっかりしているから、当たり前か。
それにしても、森博嗣さんの本がそんなランキングに入るなんて、ハトが豆鉄砲をくらったくらいびっくりしました。
コーラ効果か、TBS効果か、ジャニーズ効果か、mixi効果か……?
少なくとも、森博嗣さんがメジャになった訳ではないと思うのですが、いかがでしょう?
posted by ayako at 23:39 | ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | 読書

2006年07月31日

読書快調

最近、暑くなってきたせいか、読書が快調です。
京極さんを何とか片づけ、伊坂幸太郎の『重力ピエロ』を軽く読了し、現在は宮部みゆきの『ブレイブ・ストーリー』を鋭意読書中。
読書の夏ですね。

そうそう。
ついに出ますね。
『月館の殺人(下)』!!
正直、忘れかけていましたが、完結したとなったら、買わない訳にはいきません。
上巻は、友人に借りて読んだのですが、この際、上下巻まとめて買ってしまうことにしました。
大人買いです。
社会人の特権ですね(^_^)v
『月館の殺人』は、コミックにしたらかなり高いですが、佐々木倫子さんと綾辻さんが組んで、てっちゃんが大活躍するミステリィを書いたのですから、それだけの価値は充分あると思います。
あと、私の中で大人買いの候補に挙がっているのは、森博嗣さんの新刊『カクレカラクリ』です。
1000円くらいらしいので、普通のハードカヴァとは違う体裁なのでしょうか?
装丁が良くて、中身が好みだったら、間違いなく買います。
最近、本を買う時の判断基準として、表紙のデザインがかなりの比重を占めている模様。
段々と、某氏の影響を受けてきたのでしょうか?
posted by ayako at 23:44 | ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | 読書

2006年05月20日

ハリーポッター

5月17日に発売された、『ハリーポッターと謎のプリンス』を買ってきました。
ハリポタシリーズは、当初子どもの読み物だろ、と馬鹿にしていたのですが、実際に読んでみると面白くてびっくりした記憶があります。
それ以来、私にしては珍しく、唯一ハードカヴァで買っている本です。
しかし……。
これからのことを考えると、読み終わるのは、いつになることやら。
だいぶ時間がかかることは、必至ですね。
どれだけ仕事で残業しなければならないのか、分からないのが怖いです。

『QED 六歌仙の謎』を読み終わった事は、書いたでしょうか?←記憶が怪しい。
一応、読み終わりました。
なかなかどうして、興味深かったです。
歴史に対して、新たな解釈を与えるって、高度なイマジネーションと思考力が必要とされるでしょうから、下手な小説を書くよりも難しいような気がします。
好きじゃなければ、できないでしょうね。

P.S.
ああ、例のあの人、ついにブロキャスデビューまでしちゃったよ……。
と、悲しい気持ちになった、土曜日の夜なのでした。
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2006年05月13日

ついに出ました、新刊。

今日は週末恒例、ジャスコに行って来て、本屋さんで本を2冊購入しました。

『εに誓って』 森博嗣
『QED 六歌仙の暗号』 高田崇史

現在は、εを鋭意読書中ですが、萌絵ちゃんの逆襲と「旭山動物園の奇跡」とかいうドラマに阻まれました。
旭山動物園は一度行ったことがありますが、楽しくて良いところです。
現在、読書量は30%くらいでしょうか。
海月君も犀川先生も、相変わらずです。
段々と、真賀田四季の影も濃くなってきました。

そうそう。
昨日、しじみが急にぐったりして具合が悪そうだったので、母親と玲子さんが病院に連れて行きました。
どうやら、萌絵ちゃんが来た事によるストレスだったみたいです。
鈍感そうに見えて、けっこう繊細なのですね。
点滴を一本うってもらったら、すっかり元気になりましたよ。
くそぅ、怪獣めっ!
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2006年05月06日

『QED 百人一首の呪』

しじみと萌絵とお留守番している間に、読了。
やはり、休日は読書がはかどります。

さて。
感想ですが……。
純粋にミステリィだと考えると、ちょっとトリックが微妙ですね。
しかし、私はトリックにはこだわらない人間なので、なかなか面白く読めました。
とにかく、歴史が興味深いですね。
昔、法史学でやった菅原道真とか小野篁とか嵯峨天皇とかが出てくるし。
別口で読んだことのある崇徳院も登場するし。
徒に本を読み散らかした甲斐があった、というものですよ。
歴史は、下手なミステリィよりも面白くてドラマチックですからね。
今後も、このシリーズを読んでみてもいいかな、と思いました。

今のところ、祟くんのキャラがいまいち立っていないような気がします。
第一印象は御手洗潔を水で3倍に希釈した感じ。
現時点で、私の注目人物は奈々の同僚の外端氏です。
今後、彼らのキャラがどうなっていくか、楽しみに読み進んで行きたいと思います。
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2006年04月25日

『第三の時効』 横山秀夫

手を付けるまでに時間が掛かりましたが、一度読み始めると、あっさり読み終わりました。
『第三の時効』です。
舞台はF県警捜査一課。
そこに属する、百戦錬磨というか弱肉強食というか、とにかく凄い刑事さんたちが、沢山登場します。
短編集という形は取っていますが、登場人物は同じ連作になっています。

警察小説ですから、もちろん刑事の敵は犯人です。
しかし、それだけではなく、登場人物の刑事達は身内でも息の詰まる闘いを繰り広げていまして……。
捜査で少しでも早く犯人を挙げる。
隙を見せたら、捜査一課にいられない。
同僚ですら、出し抜け。
みたいな内部での緊迫感もあって、それが更に事件を盛り上げています。

とにかく、こんな面白くて臨場感のある警察小説は、初めて読みました。
機会があれば、是非読んでみてください。
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2006年04月09日

本棚建設プロジェクトX

我が家族に共通した趣味は、読書です。
とにかく、蔵書数が多い……。
そして、家族には、共有の本(←といっても、私と母親の2人が出資している)があるのです。
『美味しんぼ』と『クッキングパパ』のコンビニ本。
それは、ずっと階段を上った突き当たりのスペースに山積みにされていたのですが、そろそろ崩れそうになってきました。
そこで立ち上がったのが、私と母親の2名。
既製の本棚を買おうにも、高いし、置くスペースはないし、良い物もないので、手作りで本棚を作るしかありません。
本棚探偵・喜国雅彦氏も、本棚は手作りに限る、とおっしゃっています。
なので、快適な読書ライフを手に入れようと、ホー○ックまで繰り出しました。

着くとまず、木材を物色。
これが、意外と高い!
そして、丁度良いサイズの物がない!
結局、安売りしていた合板の大きいやつを買い、カッティングしてもらいました。
最近のホームセンタでは、ちょっとお金を払えば木を好きなサイズにカッティングしてくれるので、けっこう便利です。
続いて、骨組みとして煉瓦を購入しました。
これは母親のアイディアで、煉瓦を立てて置くと、丁度コンビニコミックが入る高さになります。
煉瓦を買った時には、相手をしてくれた店員さんがお祖父さんで、微笑ましいちょっとしたトラブルもありましたが、望み通りの品を買えました。

家に帰り、煉瓦と板を組み合わせて本棚を作り、本を入れてみました。
かなりの冊数があるので、壮観です。
今のところ、多少の余裕はありますが、まだまだ増える予定なので、一体どうすれば良いことやら……。
本って、いくらでも増えるのに、決して減ったりしないのが、不思議です。
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2006年03月30日

『都立水商!』

原作の小説、読了しました。
感想。
公共の電波に乗せなくていいから、やりたい放題で非常によろしい。
にこにこ。
ソープ科のマル秘特訓とか、ソープ&ヘルス科の楽しい楽しい実習とか……。
とてもじゃないけど、ゴールデンタイムに流したら、怒られますからね。

そして、青春三昧で非常に熱いです。
後半の方なんて、ほとんど野球小説でしたからね。
何と、水商なのに、高校球児憧れの地を本気で目指してしまうのです。
当然、選手はホスト科とか、ゲイバー科とかの、授業のためにチャラチャラした格好をしている男の子達。
高野連のおカタイおじさま方は、猛反発です。
私も、何故「坊主頭=高校球児らしい」なのか、理解に苦しむ人間なので、これについては非常に共感を覚えました。
他にも、陸上部やバスケ部や柔道部がきちんと活動していて、水商売=不健全の図式を見事に塗り替えていますね。

先生方にしても、
「ソープとヘルスは違うんだ!」とか「ゲイとオカマは違うんだ!」とか熱く主張する先生がいたり、
「ホステス食うのも仕事のうち」と平然と言い放つ先生がいたり、
とっても楽しい高校です。
私は、ごく普通の真面目な進学校に通っていたので、こんな高校があったら、楽しそうだなぁ、とひたすら感心してしまいました。
もちろん、水商売に付き物の偏見や差別があるのも知っていますし、水商設立当初は「水商に推薦かな?」が脅し文句だった、というエピソードも(たとえフィクションにしても)尤もだと思います。
でも、本の中で生き生きと描かれている生徒達の姿を見ていると、こんなにも楽しい高校生活が、現在の日本にあるだろうか?と考えてしまうのです。

そのうち、石原都知事とか、トチ狂ったキャリア官僚あたりが、本当に水商を作ろう!と言い出したりしないかなぁ?
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2006年03月20日

『ダ・ヴィンチ・コード』読了。

ダ・ヴィンチ・コード読み終わりました。
読み終わった瞬間は、「ふ〜ん」としか思わず。
ベストセラになった本としては、それなりに順当なレベルだと思われます。
しかし……人に強く勧める程のレベルではないかな、とか思ったり。
う〜む。少し厳しいかな?

これでも、中巻の真ん中ほどまでは、けっこう楽しく読んでいたのです。
しかしですね。
主人公達が、どんどん追いつめられて、どんどん退っ引きならない状況に追い込まれていくうちに、段々とこちらが醒めて来ちゃいました。
何だか、わざわざそんな展開に持っていく必然性があるのかな?と思ったり、007シリーズみたいな、安っぽいお決まりの展開っぽいなぁ、と思ったり……。

以下、内容についてのネタバレが多少含まれますので、隠しておきますね。

続きを読む
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2006年03月19日

5分56秒。

『ダ・ヴィンチ・コード』は、上巻を順調なペースで読み終わり、現在中巻の最初の方を読んでいます。
確かに、ダ・ヴィンチの絵にまつわるミステリィを描いてはいるようですが、基本はキリスト教社会と、その裏にある秘密結社っぽいです。
だから、全世界を揺るがした、とか、ヴァチカンで問題になった、などと言われていたのでしょう。

それよりも、今の所、私の印象に一番残ったのが、今日の日記のタイトルの「5分56秒」という数字です。
これは、ルーヴルにまつわる数字なのですが……。
あるジャーナリストが、ルーヴル美術館に展示されている、最も有名な3つの作品「モナリザ」と「ミロのヴィーナス」と「サモトラケのニケ」を見て回るのに要した、最短の時間らしいです。
そこまで極端ではなくても、大抵の観光客は、上記の3作品をばーっと見て、ルーヴルを去ってしまうとか。
ルーヴルにある人類の偉大なる遺産の中でも、最も有名な3作品を10分程度で見ただけで満足して去るなんて……わざわざ行った意味ないじゃん!と、最近アートに目覚めた私は思うわけですよ。
他にも、エジプト関係とか、ルネッサンス関係の偉大な芸術品がごろごろあるのに……。
まあ、ルーヴルは基本的に広すぎですけどね。
展示してある作品を全て見るのに、5週間はかかるとか。
それに、展示していない作品が、更に数倍ありますから……。
本当に、気の遠くなるような数字です。

もう一つ、この本を読んで思ったこと。
ああ、澁澤龍彦の『秘密結社の手帖』を読んでいて良かった!
ということです(笑)
だって、有名なキリスト教関係の秘密結社が次々と出てくるのですよ。
これは、やはり予備知識があった方が、興味深く読める、というものです。
華の女子大生が、澁澤龍彦(しかも秘密結社)を読んだことがある、というのもどうかと思いますがね(爆)
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2006年03月18日

久々に大人買い。

『ダ・ヴィンチ・コード』の文庫版と、森博嗣の『アイソパラメトリック』の文庫版が出ていると知って、居ても立ってもいられなくなり、本屋さんへ走りました。
『ダ・ヴィンチ・コード』の方は人気本なので、問題なく見つかったのですが、『アイソパラメトリック』の方は自力では見つけられず。
結局、店員さんに声を掛けて、店員さんが苦労して検索し、たった1冊だけ入荷していた本を見つけて貰いました。
これだから、田舎地元の本屋は……以下略。
森博嗣の本が入手しづらいのが、本当に困ります。
他にも、N氏とかK氏の本とか、なまもの!で見つけた面白そうな本とかが、入手困難だったりします。
基本的に、マイナな本を好んで読む私が悪いのですが……。

『アイソパラメトリック』の方は、薄い上に、星新一よりも短い超ショートショートだったので、あっという間に読了。
非常に味のある作品ばかりでした。
一緒に載せられている写真も、面白いものがけっこうあって、楽しめます。
最後にトーマ君の写真もあったりして、懐かしかったです。

これから、『ダ・ヴィンチ・コード』に取りかかる予定。
この作品は、本当は大学の図書館で借りて読むはずだったのに、タイミングが合わなくて借りられず、そうこうしているうちに文庫落ちして買ってしまいましたよたらーっ(汗)
アート+ミステリィという、私が大好きな2分野が融合した作品なので、今から楽しみです。
頑張って読むぞ〜パンチ
posted by ayako at 22:40 | ☀ | Comment(3) | TrackBack(0) | 読書

2006年02月01日

『孤宿の人』 宮部みゆき

やっと『孤宿の人』読み終わりました。
宮部さんにしてはめずらしく、最後まで読書スピードに加速がつかず。
時代物なのに、舞台が江戸ではなく、何となく後味の悪い作品だったからかも知れません。

物語の舞台は、丸海藩という、四国にある架空の藩です(丸亀藩がモデルらしい)。
主人公は、江戸にある大店の若旦那の私生児にして、諸事情により丸海に流れ着いた少女、ほう。
「ほう」は阿呆のほうらしいです。
平和な丸海に、江戸から「加賀様」という罪人が流されてくることになってから、事態は段々と複雑になってきます。
加賀様は罪人といえど、元勘定奉行。高官です。
万が一、加賀様お預かりに失敗した場合、丸海藩はお取りつぶしの危機なのです。
なのに、領内で殺人は起きるは、事故は起きるは、とにかく大荒れで大変な事に……。
といった感じです。

ディティールを見ると、確かに宮部さんの時代物らしく、人情に溢れた人々の姿がかいま見えるのですが……。
それ以上に、人間の弱さ、脆さ、嫌な面を沢山見せつけられるのです。
物語の中心が「少々頭の鈍い」とされている、それだけに純粋な精神を持つ、ほうにあるせいかも知れません。
とにかく、今までの江戸を舞台にした人情物のような、読み終わった後にぽうっと胸の中が温かくなるようなお話ではありませんでした。
主要な登場人物が、あっけなくバタバタ死にます。
一瞬、小野不由美さんの『屍鬼』を思い浮かべてしまったくらいです。
あそこまで、暗くはありませんが。
心温まる時代物を読みたい人は、避けた方がいいかも知れません。


最後に、今日の日記ダイジェストを。
・精神状態はだいぶ持ち直したか?
・1〜4限まで、集中講義を受けて疲れた。
・しかも、前に座っていたカップルがうざかった。
・道が滑るので、登下校は命がけ。
・のど飴は4種類目に突入。なかなか咳が抜けない。
・レポートは30%ほどの進行状況。
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2006年01月26日

『ゴッホ殺人事件』 高橋克彦

図書館から借りてきて、『ゴッホ殺人事件』という本を読みました。
ネーミングセンスは今一だけど、「アート+ミステリィ」を匂わせるタイトルに一目惚れした結果です。
ちなみに、この著者の本は初めて。
表紙は、ゴッホがテオ(ゴッホの弟)に宛てた手紙とゴッホ自身の肖像画(たぶん)がアレンジされていて、なかなか凝っています。

内容は、ある自殺した老女の遺品から、銀行の貸金庫に預けられた、ある絵画のリストが見つかって、それがどうやらゴッホの未発表の作品群らしいと分かり、都合良くパリで絵の修復家をしている老女の娘とその友人達、そして別ルートから同じ作品群を追っていたモサドの捜査員(モサドについてはこちらを参照)達が追い始めます。
ちなみに、モサドの人たちは、当該作品群が、第2次世界大戦中にナチスがオランダから応酬したものである、と睨んで行動を起こしたらしいです。
つまり、お決まりのようですが、ここでナチスが絡んできて、きな臭くなってくるわけです。
ところが、そのリストの謎を追究していくうちに、ある驚くべき仮説が浮かび上がってきます。
それは、ゴッホの死に関すること。
ゴッホは、1890年7月27日に、当時滞在していたオーヴェルという村で拳銃自殺をしたことになっているのですが、それがどうやら他殺ではないか、と言うこと。
その仮説をうち立てたのは、老女の娘の友人である、オルセー美術館の学芸員なのですが、私はその仮説が論証されていく過程(上下巻に分かれた、上巻の途中)で、
「ああ、もうこの本はこれでお腹一杯!」
と思ってしまいました。
それくらい、真実味のある話なのです。
もしかしたら、実際、そういう学説があるのかも知れませんね。

その後、そのリストを巡って色々と事件があって、人も死にます。
はっきり言ってここら辺は私にとってどうでもいい感じでした。
最後になって、事件は大詰めを迎え、舞台を日本、特に東京に移して、結末を迎えるのですが……。
全体の黒幕は、一応驚くべき人物として書かれているに違いありませんが、別にそんなに驚く必要もなさそうだし、犯人の正体がばれることとなったある写真も、そんなに仕掛けなくてもいいだろう、といった感想。
ここら辺は、最近私が妙にミステリィずれしてしまったのが原因と思われます。

でも、ゴッホの生涯と、その裏に隠されたドラマについて、けっこう勉強になりました。
元々、私はゴッホという画家は、あまり好きではないのですが……。
ここからゴッホ論を展開してしまうと、際限もなく長くなってしまうので、今日のところはこの辺で勘弁してやりましょう。
そのうち、暇な時に、私のゴッホ観について偉そうに語る機会を持ちますです。
posted by ayako at 21:56 | ☁ | Comment(5) | TrackBack(0) | 読書

2006年01月25日

アナグラム、新作入荷!

今私がやっているバイトは非常に暇です。
なので、手が空いているときに、アナグラムを色々と考えてみました。
もちろん、森博嗣作品のタイトルです。
我がMAMには、「アナグラム祭り」なるコーナが存在し、一応Vシリーズまでは私の考えたアナグラムを発表しています。
今回は、その続き……なのですが、まだまだ未完です。
だって、色々と特殊な言葉が多くて、アナグラミング(←?)が難しいのですよ。
とりあえず、そんな中でも、何とか格好が付いた3作を載せておきますね。

触れたら椅子(ふれたらいす)

まるで鈍ってたウニ(まるでなまってたうに)

それでは明日、よくターン(それではあしたよくたーん)


暇な時にでも、考えてみてください。
意外と簡単だと思います。

最後に、森博嗣さんとは関係ない物を1つ。

胃学会、歩道抱く(いがっかいほどうだく)
posted by ayako at 21:05 | ☁ | Comment(3) | TrackBack(0) | 読書

2006年01月18日

ひがぴょん、おめでとう♪

東野圭吾さんが、『容疑者Xの献身』で直木賞を受賞されたらしいです。
ひがぴょんにしては随分とましなタイトルだし、内容もトリックも面白かったので、今回は妥当な結果だと思います。
おめでとうございます。
別にファンではないけれど(おいおい……)、彼の受賞は心から嬉しい私です。
何故ならば……。
ふふふ♪
私、今まで色々な本を読んできましたが、直木賞受賞前に受賞作品を読んだのは、初めてなのですぴかぴか(新しい)

ひがぴょんは、現在『白夜行』がドラマ化されているし、ミステリィ関係の賞は総なめだし、これで直木賞も受賞した訳で、現在イケイケな作家さんです。
きっと、これからはコアなミステリィファン以外にも注目されるのでしょう。
そんな中で、『容疑者Xの献身』の結末を知っている優越感!
しかも、トリックは解決編の前に90%以上見切ったし(笑)
ああ、何て嬉しいのでせう。
↑ちょっと性格悪いか……?

現在は、ひがぴょん直木賞候補になること6作目でついに受賞記念として、『秘密』を読んでいます。
ちなみに、これも数年前に映画化されていたなぁ。
半分ほど読んだところだけれど、けっこう面白そうです。
でも、特に好きではありません(←なら読むな!)。
何というか……。
ひがぴょんって、どんな作品を書いても、視点に(というか立場が?)「ハードボイルド」な所があるような気がするのですよ。
私は基本的に、(特に男性が主人公の)ハードボイルドは、男性が「どう?ハードボイルドな俺ってカッコいいだろ?」と自己陶酔するための小説だと思っています。
決定的に、女性向きではないです。
基本的に男性寄りの思考回路な私ですが、男性のハードボイルドは理解できません。
だから、ひがぴょんの語り口に、拒否反応を示すのでしょう。
アイディアは、けっこう好きなんだけどなぁ……。『ゲームの名は誘拐』とか。

大体、今回の受賞にしたって、選考委員のなかで「人物が描けてない」点でかなりの論争になったらしいですよ(笑)
特に、女性描写が苦手との噂。
私は、個性的なキャラ(御手洗さんとか犀川先生とか……)が大好きな人間なので、その点でもひがぴょんに魅力を感じないのでしょう。
『容疑者X』の探偵役の湯川だって、「メガネ、物理バカ、インスタントコーヒーが薄い」くらいのイメージしかないし。
posted by ayako at 17:26 | ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | 読書

2006年01月05日

下妻物語 嶽本野ばら

今年の書評はじめ(と言うほど大層なものでもありませんが……)は、野ばらちゃんになりました。
実は旧年中に読んでしまったので、こういう場合は書評はじめとは言わないのか?

まあ、ともかく、『下妻物語』ですよ!



はっきり言って、

面白いです。

基本は桃子(ロリータ・映画ではふかきょんの役)の語りなのですが、冒頭からいきなり始まる「ロココ文化」の説明とか、いい加減で、でも真理を突いていて、超ウケます。
彼女は、いい感じで価値観が歪んでいまして。私はそういう娘って好きです。
周りは田圃ばかりの下妻で、Viviennne Westwoodのロッキンホース バレリーナをはいて、ひたすらロリータファッションを貫く勇気があるなんて、彼女は本当に強いと思います。
そして、イチゴがめちゃくちゃ時代錯誤なヤンキーで、それもまたウケるのです。
バリバリの改造原チャに乗っていたり、正装は特攻服だったり。
個人的には桃子のお父様(尼崎市出身で、893の下っ端としてブランド物のバッタ物を売っていた)が気に入りました。
ユニバのロゴとVersaceのロゴを組み合わせるそのセンスに脱帽。

一応は青春友情物語(というほど陳腐ではないが、こう表現するしかない)ですが、とにかくキャラが立っていて、語り口が面白くて、この本はかなりお薦めです。
可愛いアイテムも沢山出てくるし。
ロリータの精神を学べるし。
一昔前のヤンキーの生態も分かるし。
桃子とイチゴの友情(と表現するしかないけれど、何か違う)にほろりとできるし。
これほど、お得な本はないと思います。
興味のある方は、是非読んでみてください。
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2005年12月13日

嶽本野ばらに挑戦!

今日、家を出る時、マンションの前に何故か大きなバスが止まっていました。
理由は謎。
そんな謎を置き去りにしたまま、いつもと変わらず、光熱費節約のため(笑)図書館に向かう私でした。

最近、ミステリィに対して自主規制をかけているため(←自業自得)、読む本が少ないです。
というわけで、普段は絶対に読まないジャンルの本にまで手を伸ばしてしまいました……。
嶽本野ばらちゃんです。
野ばらちゃんといえば、『下妻物語』です。
しかし、我がH大図書館に入っているのは『ミシン』という、彼(←でいいのか?)のデビュー作と『それいぬ:正しい乙女になるために』だけなのです……残念。
しかも、本館にあるのは『ミシン』だけ。見つけた瞬間、衝動的に手に取り、借りてしまいました。薄いので読みやすそうです。

以下、感想。
こ、これが正しい乙女なのか!(目から鱗)
独特の文体と世界観、そして、印象的な小物と固有名詞の使い方!!
ヴィヴィアン・ウェストウッドが気になります。キティちゃんモデルの”ぞうさん”も欲しいです。
そして、段々とああいう口調になりたくなります。頭の中は乙女口調です。
もう、「わたくしも、乙女というものに目覚めたようですわ」とか声に出して言いたいです。
私の場合は、精神構造的に、乙女にはなれないでしょうが。

総括して、意外と読みやすい、というのが一番ですかね。
徹底した合理主義者でミステリィを愛読する私なんぞは、乙女の世界に抵抗があるかとも思ったのですが、けっこうスルリと頭の中に入ってきます。
シチュエーション的には、美味しい紅茶とお菓子を片手に、散り行く落ち葉を眺めつつ、「文学少女」をして読みたい感じです(←どんなだ?)。

野ばらちゃんとは、「21世紀なんて、嫌な時代だ。明治・大正時代に生まれてきたら、きっと幸せだったんだろう」という点で、価値観が見事に一致しています。
よし、そのうち、『下妻物語』も読もう♪
……もう、文庫になっているでしょうか?
posted by ayako at 23:04 | ☁ | Comment(7) | TrackBack(1) | 読書

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